私は、生まれ育った松前町が大好きです。一番大切な町です。
そんな町がいま、元気を失っています。
地域活動に参加したり、地域で子育てをしたりしていると、 不安や不満の声を耳にします。
「松前に元気がない」
「最近若い人が減ってきた」
「松前は子育てしやすいまちって聞いたのに、全然そうじゃなかった」
私は、大切な松前町をこのままにしておけません。
幸せな家族であふれ、若い人たちが戻ってくる松前町にしたい。
高齢者も子どもたちも、若い人たちがいなければ支えられません。
子どもたちが増えて、一人一人に合った学びを受けられる。
魅力的な仕事があって、年を重ねても暮らし続けられる安心がある。
松前町に戻って来たい、ずっと松前町で暮らしたいと思える。
そんな新しいまさきへ。
新しいまさきの1ページは、ここからはじまります。
松前町の課題
なぜ松前町で暮らすことに不安や不満を感じてしまうのでしょうか。
国の地域経済分析システムRESASを使って調べてみると、松前町の現状は予想以上に深刻でした。
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1
減り続ける人口
松前町の人口は、2005年の3万564人をピークに減り続けています。2040年には2万5000人まで減少し、高齢化率は40%を超えると予測されています。
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2
県内ワースト3の出生率
松前町は県内でも圧倒的に住みやすく暮らしやすい環境なのに、合計特殊出生率は県内20市町中、下から3番目です。
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3
急減するまちの支え手
2005年から2020年までの15年間で、中核となって社会を支える生産年齢人口(15歳〜64歳の人口)は、人口の約1割にあたる約3000人が減少しています。
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4
低い地域経済循環率
100%を下回ると地域のお金が流出していることを示す「地域経済循環率」。松前町は96.5%です。地域のお金が地域外に流出し、経済が縮小し、地域が疲弊しています。
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5
悪化する財政状況
借金の総額にあたる地方債残高は、平成18年度109億7000万円だったのに対し、令和3年度には130億2500万円に増大。借金をしながらやりくりしています。
どうする松前町
今の町政で大丈夫?
財政破綻か大改革か
人口減少を食い止め未来を変えるためには、これからの10年が重要です。
変革のチャンスを逃せば、町の発展可能性は低くなります。
どんな松前町であれば、町民の皆さんが「このまちに戻って来たい」
「ずっとこのまちで暮らしたい」と思えるのか。
一人一人の声を聞きながら、僕らの「新しいまさき」を創ります。
僕らの新しいまさきへ
私は「対話」を大切にしています。
ミニ集会や街頭活動で、直接町民の皆さんの声を聞かせていただいています。
インターネット上でも、たくさんの声をいただいています。
ここからは、これまで皆さんが寄せてくださった声をもとにまとめた政策を紹介します。
完成版ではありません。
皆さんの声を聞き続け、政策を進化させていきます。
「希望が生きる」をかなえる
新しいまさきへ
希望が生まれ、育つ。地域経済を支え、続いていく。
そんな「希望が生きる」新しいまさきへ。
04 希望が支える
01 希望が生まれる
03 希望が育つ
圧倒的な子育て支援
真の教育の町
子育ての経済的な 不安を解消するため、 3つの無償化を行うほか、子どもを預けやすい環境や、 子どもたちを中心に多世代が過ごせる遊び場を整備するなど、 圧倒的に子どもを産み育てやすい町を実現します。
高齢者にやさしいまちづくり
02 希望が続く
ICT技術を活用し、子ども一人一人に合った教育を実現します。 真の教育の町として、公立学校の教育の質を向上させます。 年少世代のアスリート発掘や、障がい者スポーツの充実など、 人生を豊かにし、地域を活性化するスポーツ振興に取り組みます。
新産業・経済成長戦略
高齢者の皆さんがずっと暮らしてきた場所で、 安心して暮らし続けられる町を実現します。 医療機関との連携による漏れのない高齢者ケアと老人福祉施設の充実、 地域公共交通施策の充実、 地域での居場所づくりや支え合う仕組みづくりなどに取り組みます。
05 希望が生きる土壌
持続可能な町の基盤整備
私たちの生活をこの先もずっと持続可能にするためには、今よりも稼げる地域でなければなりません。地場産業への支援に加え、自立した経済循環を生み出す企業誘致や新規創業支援に取り組み、若者定着にもつなげます。
減災、防災に向けてレジリエンス(災害対応力)の強化を徹底します。防災、教育、産業、行政などさまざまな分野のDXを大胆に進め、町民が主役のまちづくりにこだわります。
01 希望が生まれる
圧倒的な子育て支援
・2人目以降の保育料完全無償化(所得制限なし) ・小中学校の給食費無償化(所得制限なし) ・18歳までの医療費無料化(所得制限なし) ・多世代が1日過ごせる「多世代交流ミュージアム」の整備 ・放課後児童クラブの利便性向上、シッター制度支援など、子どもを預けやすい環境拡充 ・仕事も子育てもあきらめない男性育休の推進、女性のキャリア継続支援 ・子どもへの早期支援、地域の交流拠点として「子ども食堂」の支援 ヤングケアラーなど子どもを取り巻く環境 を改善するため専門相談窓口の設置 自宅から相談・手続きができるスマートフォンアプリの開発
03 希望が育つ
真の教育の町
・ICT技術を活用した理解度や個性に応じた学習を実現 ・すべての子どもたちが安心して自分にあった教育を受けられるよう、学校生活支援員の充実 ・不登校の生徒の学びをさらに確保できるよう、民間の力を生かしたオンラインでのサポートなど、誰一人取り残さない学習環境の整備 ・スポーツチームと連携し、優れた素質を持つ年少世代のアスリートの発掘、育成する仕組みを実現 ・障がい者スポーツの充実のため、障害の有無に関わらず楽しむことのできるスポーツ種目の普及促進
05 希望が生きる土壌
持続可能な町の基盤整備
減災、防災に向けて ・線状降水帯発生による異常出水に対応するため、重信川堤防の拡張 ・カーボンニュートラルを視野に太陽光発電によるスマートグリッド電力供給ネット構築 DX推進 [防災] ・災害発生時、避難場所の空き状況や救護施設の開設場所、そこへの安全なアクセスなど、一人一人にカスタマイズしたオンタイムの防災情報をデジタル端末で入手できるシステム導入 ・誰でも24時間投稿可能な連絡アプリを導入し、生活道路や橋梁のきめ細やかな修繕を実現 [教育] ・町内の小・中学生に一人一台整備したタブレット端末を有効に活用するため、教職員のICTリテラシー向上を支援 ・授業や公務のICT化で働き方改革を進め、教職員が児童生徒と向き合う時間を拡大 ・つながりにくいネット環境を解消するため、通信環境の拡充 [産業] ・町内事業者が事務処理業務にデジタルツールを導入し、省力化・効率化を図ることにより、生産性を向上させる取り組みを支援 ・オンライン商談会やECによる販路拡大、デジタルマーケティングなど、ターゲットに合わせたアプローチによる顧客開拓を支援 [行政] ・DXをけん引する専門部署を設置し、業務の可視化と改革を推進 ・業務にチャットを使い、職員の生産性向上と情報共有の迅速化を実現 ・デジタルツールを活用し、行政手続きのペーパーレス・ハンコレス化を実現 ・町民一人一人のニーズに合ったサービスの選択を可能にし、多様な幸せを実現 ・行政手続きのオンライン化やワンストップ化に取り組み、町民からの申請がなくても必要な情報やサービスを届けるプッシュ型の行政サービスを実現 「町民が主役」の町政実現に向けて ・町民が主役のまちづくりの推進と町民のニーズに合った公共サービスの提供を目指し、行政の施策を町民が提案できる制度を導入 ・コロナ禍で弱くなったコミュニティ再生に関わる事業や伝統行事、伝統文化の継承などを行う団体を支援し、世代を超えた多様な交流の機会を創出 ・「日本一相談しやすい役場」を目指し、多様化する町民の困りごとに寄り添う ・笑顔の対応、オープン&フレンドリーを徹底し、役場レイアウトも刷新 多様な財源の確保 ・まさきの逸品を届ける「まさきセレクト」と連動し、ふるさと納税で新しい財源を創出 ・公用車のカーシェアリング導入で財源捻出とシェアリングエコミーを実現 ・ガバメントクラウドファンディングを活用し、老人クラブ陶芸部の窯整備など地域活動を応援するための財源を確保
02 希望が続く
高齢者にやさしいまちづくり
・住み慣れた地域で老後を過ごせるよう、訪問介護サービスや高齢者福祉施設の充実 ・車がなくても便利に暮らせるよう地域公共交通施策の拡充 ・高齢者の外出意欲を促進し、要介護状態になるリスクを軽減させるため、自動運転バスとヘルスケアアプリなどを組み合わせた実証実験の展開 ・地域の集いの場の拡充 ・健康づくりをしながら世代間交流もできる、運動したくなるまちづくり
04 希望が支える
新産業・経済成長戦略
商売の賑わいの再生(リボーン)に向けて ・まさきの逸品を届ける「まさきセレクト」を始動。トップセールスとデジタルマーケティングで地域に元気を取り戻す ・「まさきセレクト」のリアル店舗として、まさき村を活用 ・大型商業施設隣接地で「まさきマルシェ」常設開催 ・大型商業施設が集客する人たちを地元商店に誘導する動線づくり ・大型商業施設内に町内の若者が起業できるチャレンジテナントを整備 農業、水産業を儲かる産業へ [農業] ・農地集積・集約化と生産性の向上(スマート農業の推進など)による儲かる農業、働きたくなる農業の実現 ・地域ぐるみで有機農業を進める農林水産省のモデル地区事業「オーガニックビレッジ」の愛媛初認定を実現 ・地産地消から地消地産へ [水産業] ・新たな収益性に富んだ松前漁港の展開 ・珍味など水産加工物のブランド力向上、支援 新しい企業の立地に向けて ・学生の業界志望度の高いIT企業、広告業などのサテライトオフィスの誘致 ・クリエイティブ人材が集うコワーキングスペースの開設支援 ・工業団地を整備し、既存事業者の事業拡大支援や新規事業者誘致による新たな就業環境整備
Official YouTube
田中 浩介
たなか こうすけ
1982年12月16日生まれ。松前町徳丸出身、在住。広島大学法学部卒業後、松前町入庁。保険医療、税務担当を経て、愛媛県地域政策課へ派遣。愛媛の活性化、移住定住支援に尽力。38歳で企画政策担当係長となり、数多くの企画立案、計画策定に携わった後、2023年3月松前町退職。3姉妹の父。
1989年3月 青葉幼稚園卒園
1995年3月 北伊予小学校卒業
1998年3月 北伊予中学校卒業
2001年3月 松山南高等学校卒業
2006年3月 広島大学法学部法学科卒業
2008年4月 松前町入庁、松前町消防団入団
2016年4月 愛媛県地域政策課へ2年間派遣
2022年4月 北伊予小学校PTA会長
2023年3月 松前町退職
白石 勝也
しらいし かつや
前松前町長 / 田中こうすけ後援会名誉会長
田中こうすけは、非常に真面目な人間です。皆さんの期待を裏切ることはありません。私が保証します。彼には私の考えもしっかりと伝わっています。人を大切にし、人に信頼されている田中こうすけだからこそ、松前町の発展のために活躍してくれると期待しています。